三重県農業研究所 × 農薬散布ドローン「FLIGHTS-AG」 水稲・大豆の防除技術確立に向けた共同研究契約締結
ドローン総合サービス事業を行う株式会社FLIGHTSは、三重県農業研究所と共同研究契約を締結しました。共同研究のテーマは、当社の農薬散布ドローンを活用した水稲および大豆の防除技術の確立です。水稲や大豆の病害虫であるカメムシ類、紋枯病を対象に、農薬散布ドローンでの防除効果を検証します。
当社は三重県農業研究所と共に、水稲および大豆の防除において、ドローンでの効果的な散布方法、散布に使用するノズルの種類や展着剤の添加など、防除効果を高める方法を検証します。共同研究の成果は、今後農業従事者の皆様へご提案してまいります。
共同研究は、三重県農業研究所と事業者が共通した技術課題を分担して研究し、共同で解決する取り組みで、農薬散布ドローンによる散布技術・防除効果の向上を主とした共同研究は本件が初です。
当社は、2019年より農薬散布ドローン「FLIGHTS-AG」(フライトエージー)の製造・開発・販売・サポートを行なっており、これまでも利用者の皆様からのご意見、ご要望を元に機能改善などを行ってきました。三重県農業研究所との共同研究を通じて、より精度の高いドローン防除を目指してまいります。
共同研究概要
- テーマ:農薬散布ドローンを活用した水稲・大豆の防除技術の確立
<水稲>カメムシ類、紋枯病 、<大豆>カメムシ類
- 内 容:農薬散布ドローンによる散布タイミングや回数、ノズル種類、展着剤の添加など、対象病害虫への防除効果を高める方法の検証を行う
- 期 間:2020年5月〜12月(予定)
水稲が5月〜10月、大豆が7月〜12月の予定。
- 場 所:三重県農業研究所内圃場
三重県農業研究所
三重県農業研究所は、三重県内における農業技術の中枢機関として、生産者や消費者に求められる水稲やイチゴなどの新品種の育成、農作業の省力化・低コスト化技術の開発、および消費者ニーズに即した安全・安心で環境への負荷の少ない高品質な農産物生産技術の開発など、時代の要請に応じた試験研究を行っています。また、技術指導者や農業関連団体などとの積極的な交流によって、開発された新品種・新技術の実用普及に努めています。
<参照>三重県農業研究所ホームページ
FLIGHTS-AG概要
820,000円(税別)
セット内容:機体(タンク容量10ℓ)、送信機、バッテリー1セット、バッテリーチャージャー